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暖かい詩を君に-アタタカイウタヲキミニ-

パラパラといつものように本をめくる。

いつもの物語を読む。

その物語は、小学生のころから好き。

でも、不思議なことに、本屋では見たことがない。

キーン コーン カーン コーン

お決まりの音。そろそろ帰ろうかな・・・。

カタン、と席を立つ。私以外、誰もいない図書室。

やっぱり、この空間は落ち着く。

 

「おいで・・・。」

 

「・・・?」

声が聞こえた・・・?

そんな気がして・・・

本棚の影。

「・・・・・・」

何もない・・・?

しょうがないので机にもどる。

・・・あれ?

「本・・・開いてる・・・?」

しかも中は真っ白。

「え・・・」

私の記憶はそこで途切れた。

あとには、ひっくり返された鞄と、倒れた椅子。

それと、本が一冊。静かにパラパラとめくれている。

それだけが、ひっそりと残っていた。

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